JSISH-ITCの沿革

JSISH-ITCの沿革

日本医療教授システム学会国際トレーニングセンター(JSISH-ITC)は、アメリカ心臓協会 American Heart Association と提携し、日本国内でAHA-ECCトレーニング・プログラム(心肺蘇生法・救命処置講習)を提供するAHA公認国際トレーニング組織です。


2010年3月 日本医療教授システム学会国際トレーニングセンター JSISH-ITC 始動

日本蘇生協議会がAHA International Training Organization格をアメリカ心臓協会に返上したことに伴い、新設の日本医療教授システム学会AHA国際トレーニングセンター JSISH-ITC が、そのITC業務を引き継ぐことになりました。
JRC-ITCでプロバイダー資格を取得した受講者の皆さま、ならびにインストラクターの履歴情報はJSISH-ITCが管理をしています。

 

AHA Territory Director, Asia Pacific / Laurence King 氏 (左中)
JSISH-ITC Coordinator / 池上敬一 (左)


AHA JSISH-ITCのミッション = 市民から医療従事者まで

日本医療教授システム学会 JSISH-ITC のAHAトレーニングセンターとしてのミッションは、国際的に評価の高いアメリカ心臓協会の救急心血管治療(ECC:Emergency Cardiovascular Care)教育プログラムを日本国内で展開し、安心・安全な街づくり(AHAが提唱する地域全体がICU)を推進することにあります。 そのために一次救命処置プログラムであるハートセイバーコース、BLSヘルスケアプロバイダーコース、二次救命処置ACLSプロバイダーコースといった様々なAHA公式心肺蘇生法トレーニングコースを提供します。 医師・看護師、すべての医療従事者はもちろん、市民の方々にも世界に認められた最高水準の救急蘇生トレーニングを受けていただきたいと考えています。BLSコースはもちろん、ACLSコースにも職種・医療資格による受講制限は設けていません。 またインストラクターの育成にも積極的に取り組んでいます。JSISH-ITCでは医療資格の有無に関わらず、AHAインストラクターとして活動してくれる方を応援しています。

AHA ECCプログラムとは

アメリカ心臓協会(American Heart Association:AHA)はアメリカ合衆国に活動拠点を置く世界最大規模の医学系学会です。心血管障害と脳卒中研究の世界的権威であり、世界の心肺蘇生教育をリードする学術団体として知られています。 そのAHAが長年の経験と最新の医学的エビデンスおよび成人教育手法基づいて開発した心肺蘇生法教育がECCトレーニング・プログラム Emergency Cardiovascular Care Training Program です。 アメリカはもとより、世界中に”トレーニングセンター(TC)”と呼ばれる普及活動母体を設置して、世界の救急蘇生シーンに貢献しています。 JSISH-ITCは、世界中に3500あるAHAトレーニングセンターのひとつとして、日本国内で活動を展開しています。