AHA公認トレーニングセンター JSISH-ITC運営方針

AHA公認トレーニングセンター JSISH-ITC運営方針

日本医療教授システム学会トレーニングセンター(JSISH-ITC)は、アメリカ心臓協会(American Heart Association)と提携し、日本国内でAHA-ECCトレーニング・プログラムを提供するAHA公認国際トレーニング組織です。

アメリカ心臓協会との契約により、BLS/ACLSコースを日本国内で提供しています。


1.AHAの神髄をそのまま日本へ

JSISH-ITCの中心メンバーの多くは、アメリカで定期的にAHAインストラクター・トレーニングを受けており、本場アメリカのトレーニングセンターを標準とした組織運営をモットーとしています。

アメリカ心臓協会公式コース運営マニュアルProgram Administration Manual(PAM)を原典とした透明性のある組織運営を行ない、AHAの神髄をそのままお伝えしていきます。

2.市民参画

アメリカ国内で展開されるAHA ECCトレーニング・プログラムは、医療従事者だけのものではありません。家族や友人を対象としたコースや学校教育用プログラムから、循環器専門医や小児専門医向けの高度なコースまであらゆる受講生層を想定した多彩なコースが準備されています。

JSISH-ITCでは、アメリカ同様、AHAコースを医療従事者以外の一般市民に対しても広く受講の門戸を開いています。

3.インストラクター養成

日本ではこれまで顧みられなかった市民を対象としたハートセイバー・インストラクターの育成、また医療従事者に限らない市民/学生BLSインストラクター育成にも力を入れています。インストラクターはCPR普及の要です。一人でコース開催をできる自己完結した実力を持ったインストラクターを増やすことで、日本の救命率向上に貢献します。

ACLSインストラクターコースに関しても、受講条件が整えば看護師、救急救命士などコメディカルスタッフにコースを提供し、ACLSインストラクターを積極的に養成しています。

4.自由なコース展開

JSISH-ITCでは、AHA運営マニュアル PAM に則り、所属AHAインストラクターに、日本国内での自由な活動を認めています。

JSISH-ITC所属インストラクターが他のトレーニングセンター主催のコースにインストラクターとして参加することが可能ですし、反対に他センター所属インストラクターがJSISH-ITC主催コースに参加することもできます。

またJSISH-ITCインストラクターは、一定以上のコース指導経験(8回以上が目安)後、TCファカルティのモニターを受け、十分な知識と指導スキル、コース運営能力があると判断されればコースディレクターに認定されます。コースディレクターは、単独でのAHA正規コース開催が許可されます。